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政治

大統領室 職員食堂で海産物を積極的に提供 消費減少を懸念

Write: 2023-08-28 12:11:01Update: 2023-08-28 12:16:27

大統領室 職員食堂で海産物を積極的に提供 消費減少を懸念

Photo : KBS News

福島原発の汚染処理水の海洋放出が始まったことで、韓国で国内産水産物の消費が減ることが懸念されるなか、大統領室は、消費を促進するための策として、28日から1週間、毎日、庁舎内の食堂で韓国産の水産物を使ったメニューを提供します。 
 
大統領室が27日に明らかにしたもので、「国民が安全な韓国産水産物を安心して消費することを願うことが趣旨だ」と説明しています。
 
提供されるのは、太刀魚、サザエ、ヒラメ、サバ、アワビ、ウナギなどです。
 
大統領室は、来週以降も週に2回以上、韓国産の水産物を使ったメニューを提供するとしています。
 
一方、政府と与党は、水産物の消費減少への対策として、一般企業の社内食堂サービスを手がける事業者との懇談会を30日に開き、水産物の利用を増やすことについて議論することにしています。
 
これに先立ち、政府と与党は25日に漁業関係者らと懇談し、消費の減少で被害を受ける人を支援するための予算を2000億ウォン増やし4590億ウォンとすることや、韓国産水産物の消費を呼びかけるキャンペーンの実施を検討することなどを明らかにしています。
 
一方、汚染処理水の海洋放出が始まってから、韓国では、水産物の安全性に対する不安から、海産物の乾物や塩を買いだめする動きが目立っています。

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