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ピープル

変わりつつある韓国の卒業式

2011-02-11

変わりつつある韓国の卒業式
韓国では2月は、卒業シーズンです。
これまで、韓国の中学・高校での卒業式といいますと、小麦粉を掛け合って悪ふざけをしたり、裸になって大暴れをしたり、学生として抑圧されていたものを吹き飛ばそう、思いっきり自由を満喫しようと少し悪ふざけが過ぎる卒業式のイベントというのが主流となっていました。

ところが、そんな卒業式の雰囲気を一変しようと今年から様々な取り組みが始まりました。これからの卒業式のトレンドとなるテーマは「健康と感動」。

これまでの小麦粉の洗礼のかわりに、ケーキを用意してろうそくをたて、ケーキカットのイベントを行ったり、卒業式に古典舞踊やジャズダンス、ミュージカルの公演を行ったりと文化的なショーアップをする卒業式がけいかくされているのです。

ある地方の高校では、節約の精神を身につけるため卒業生全員が卒業期年に1万ウォンで通帳を作りました。また、その学校では、同時に自分の夢を10個書き記したものをタイムカプセルに収め、20年後再び開封する計画だということです。
一方、韓国の高校の卒業式では、3年間着ていた制服を破り捨てるというイベントが恒例となっていましたが、今年は、その制服を破りすてるのではなく、後輩たちにプレゼントしようという動きもあるそうです。

今週から、韓国の卒業式シーズンがピークを迎えます。厳しい受験戦争を戦いぬいた学生たちもホッと一息。優雅でおしゃれな卒業式で、学び舎を巣立ち、希望の春を迎えます。

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