全員日本人の5人組ガールズグループ「UNICODE」
2024-04-17
市場の米通りは今日も早くから
米を売り買いする人たちで賑わっていた。
5日に一度立つ市を待っていたのだ。
遅れてきて場所の取り合いをしている人、
汗を流しながら米を俵から大きなカゴへ移す人、
「安いよ、安いよ」と客を引く人、
そんな商人に米が高いと言いながら値切ろうとする人、
袋を口にくわえて米を受け取る人、
そんな慌ただしい中、時折、聞こえてくる声があった。
「米通りで一番いい米ですよ。何升ほど入れましょうか」
向かいで米を売っている男が北部地方の方言で客を呼び止めるたびに、
こちらにいる痩せっぽちの男は腹が立った。
「米は要りませんか?安いですよ!
ひと枡に220圜!石のように固くておいしい米ですよ」
酔いが回った痩せっぽち男が声を張り上げた。
北部男が軽く笑みを浮かべてこちらを見ていた。
すぐさま飛び付いてその鼻に噛みついてやったら気が晴れそうだ。
しかし、どうしても足が動かない。
がっちりとした肩とスッポンのように短い首に重圧感を感じるのだ。
「あいつめ、へらへら笑いやがって。今に見てろよ」
“자, 쌀들 사씨요. 막 싸구라 판이요잉...
한 되에 이백 이십 환씩, 돌같이 깡깡한 쌀들 사씨요”
바야흐로 거나한 술 기분으로 해 얼마든지 연거푸 외쳤다.
윗녁 사내가 넌지시 웃음을 머금고 이쪽을 건너다본다.
당장에 쫒아가 코라도 한 점 물어뜯어 주었으면 꼭 시원하겠다.
그러나 달려들 염만은 도무지 나지 않는 것이었다.
딱 벌어진 어깨와 기어들어가는 듯한 자라 멱에서
자기 모르는 중압감을 느끼곤 하는 것이었다.
“이 놈이 웃다니? ... 좌우간 두고 보자”
#インタビュー:文芸評論家 チョン・ソヨンさん
痩せっぽち男が商売上手な北部地方の男に腹を立てた本当の理由は、5日に一度、米を売ったお金でやっと家族を養えるほど貧しかった1950年代の農村の厳しい現実でした。最後の場面で自分の行動について謝る北部男とその気持ちを素直に受け入れる痩せっぽち男の姿を通して、作者は厳しい状況でも人情を失わなかった1950年代の農村の風景を伝えています。
北部男もむしろをはたいていた。
そして、露店の前にはいつものように父親を迎えに来た
痩せっぽち男の子供が立っていた。
その時、北部男が歩み寄ってきた。
「おじさん、今日はいろいろとすみませんでした。」
「.....」
「何とか理解していただけませんか」
「何はともあれ、ひどすぎるじゃないか」
「遠くからきて、何とか食い繋いでいこうとしただけなんです」
「それは...お互いさまだから、分からないでもないが...」
「ありがとうございます。おじさん、店を畳んだらいっしょに一杯飲みませんか」
「....」
「行きましょう」
윗녁 사내도 멍석을 떨고 있었다.
그리고 자기 전 머리에는 집의 아이가
언제나처럼 마중을 나와 있는 것이었다.
윗녁 사내가 이쪽으로 건너왔다.
“아저씨, 오늘은 많이 노하시게 해서 대단 죄송스럽습니다.”
“.....”
“아저씨 십분 양해하십죠”
“그래도 사람이 경우가 있어야 쓸 것 아니요!”
“타향에 와서 벌어먹고 산다는 게 그렇게 됐습니다”
“허기야 그것은 피차 일반인 처지가 아니요만...”
“감사합니다. 아저씨, 그러면 우리 가 약주나 한 잔씩 나누십시다”
“....”
“가십시다....”
作家:呉有権(オ・ユグォン)(1928.08.18.~1999.03.14、全羅南道羅州市生まれ),
デビュー:1957年 小説「二人の旅人」
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