メニューへ 本文へ
Go Top

経済

文在寅大統領が発表した「新南方政策」の中身や期待される効果

#今週の経済の焦点 l 2017-11-20

文在寅大統領が発表した「新南方政策」の中身や期待される効果

8日から8日間の日程で東南アジアの3か国を訪れた文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、ASEAN=東南アジア諸国連合との関係強化を図る「新南方政策」を発表しました。
「新南方政策」は、ASEANとの経済協力により、韓国経済の新たな活路を見出すというものです。そのため、韓国政府は、ASEANとの貿易規模を2020年までに2000億ドル規模に拡大し、現在の中国との貿易規模レベルまで高めるとしています。
ASEANはとても魅力的な市場です。人口は6億2000万人、GDP=国内総生産は2兆6000億ドルに上っています。特に、若い人口の割合が高く、中産階級も急速に増えていて、消費市場としての魅力が高いとされています。
大きな可能性を秘めたASEANは、世界が注目する市場で、インフラ市場をめぐる中国と日本の受注競争は激しいものとなっています。
こうしたなか、韓国が取れる戦略としては、ASEANへの技術移転や、韓国だけが得をするのではなく、ASEANとともに、人を中心に据えた平和な共同体を築いていくという姿勢を示すことにより、ASEANからの信頼を得ていくことが考えれます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >