| 北韓人権決議案 国連総会第3委員会に上程 |
| 2016-10-28 Updated. |
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 北韓の深刻な人権状況を懸念し改善を求める国連総会の北韓人権決議案が、国連総会で人権を担当する第3委員会に上程されました。
決議案は日本とEU＝ヨーロッパ連合が主導して作成したもので、北韓による人権侵害について、ICC＝国際刑事裁判所への付託を引き続き検討するよう国連安全保障理事会に求めるとともに、安保理が北韓の人権状況について引き続き論議し、持続的積極的にかかわるよう求めています。
人権侵害の責任者を処罰するよう求める内容も、3年連続で盛り込まれました。
ことしは新たに「北韓の人権侵害はリーダの統制下にある機関によって行われている」という言及が盛り込まれ、人権侵害の最終的な責任者は金正恩（キム･ジョンウン）労働党委員長であることを強調する内容となっています。
決議案は、来月中旬頃、国連総会第3委員会で採決が行われ、採択されれば、12月に開かれる国連総会の本会議で表決にかけられ、最終的に採択されるかどうかが決まります。
国連総会に北韓の人権についての決議案が提出されたのは2005年以降12年連続で、去年まで毎年採択されています。
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