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社会

HDCグループ会長が辞任 光州マンション崩壊事故で

Write: 2022-01-17 12:34:03Update: 2022-01-17 13:29:48

HDCグループ会長が辞任 光州マンション崩壊事故で

Photo : YONHAP News

韓国南部、光州(クァンジュ)広域市のマンションの工事現場で外壁が崩壊し、作業員5人が行方不明になっている事故から1週間となった17日、工事を担当したHDCグループの鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が「責任を痛感し、現代産業開発の会長職を退く」と明らかにしました。
光州市西区で建設中だった花亭(ファジョン)アイパークマンションの工事現場で、11日午後、外壁が崩落する事故が発生し、作業員6人が行方不明になりました。そのうち1人は死亡し、残りの行方不明者については、現在も捜索が続いています。
鄭会長は17日午前、龍山(ヨンサン)アイパークモール本社で記者会見し、「今回の事故の被害者と家族、そして国民の皆様に深く謝罪する」と述べ、会長職を退くと発表しました。
そして、今後の対応については、「安全点検に問題があると判明した場合は、契約解除はもちろん、マンションの完全撤去と工事のやり直しを考慮している」と説明しました。
そのうえで、今後全国の建設現場で外部機関による安全診断を実施するほか、骨組みなど構造欠陥に対する10年の法的保証期間について、現代産業開発が建設したすべての建築物については30年に延長するなどの安全対策を発表しました。
現代産業開発は、去年6月に光州・鶴洞(ハクドン)で再開発区域の建物の撤去を行いましたが、その過程でも崩壊事故が起き、死者9人を含め死傷者17人を出ています。それから7か月後の今月11日、新築マンションの工事が進められていた花亭アイパークマンショの外壁が崩壊する事故で6人が行方不明になりました。
今回の事故について、冬場の低い気温の影響でコンクリートがしっかり固まっていないまま、無理に上層部を積み上げたことでコンクリートを打ち込むための枠組みが崩れ、その衝撃で建物の壁がつぎつぎ崩壊したとの分析が出ています。

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