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ソウル市長 閣議で大統領の退陣求める

ニュース2016-11-22
ソウル市長 閣議で大統領の退陣求める

ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長が22日の閣議に出席し、「朴大統領は退くべきで、韓日軍事情報包括保護協定の締結も直ちに取りやめるべきだ」と発言しました。
朴元淳市長は、「ロウソク集会の民意は、これ以上大統領は国政に関与せず、退陣するよう厳しく命じている。重い犯罪の容疑者であり、すでに民意による弾劾を受けた朴大統領は直ちに退くべきだ」と述べました。
さらに、「こうした厳しい時期に、国民の信頼を失った大統領とその指示を受ける内閣が、韓日軍事情報包括保護協定という重大な協定の締結を強行するのは、非常に間違ったことだ。国民の憤りと反発を呼ぶ協定の締結を直ちに取りやめるべきだ」と強く訴えました。
また、「国の状況がここまで悪化したのは、国務委員の責任が重い。いまからでも民意を大統領にきちんと伝え、早期に退陣するよう求めるべきだ。国民を選ぶか、大統領を選ぶか、決断してほしい」としたうえで、黄教安(ファン・ギョアン)国務総理をはじめ国務委員が責任を取って、辞任するよう求めました。
朴市長のこうした発言に対して、国務委員らが反論するなど30分あまりの間、議論が続きました。
しかし、韓日軍事情報包括保護協定が閣議決定されると、「朴市長は、「国務委員の態度と発言に失望と憤りを感じ、いたたまれない」として、席をたちました。
朴市長が閣議に出席したのは、3か月ぶりです。

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