時速350キロで走行するＫＴＸ＝韓国高速鉄道のソウル・木浦(モクポ)を結ぶ湖南（ホナム）高速鉄道の第1号列車が完成し、2015年の開通を目指して11月から試運転に入ります。
湖南高速鉄道の第1号列車は、韓国独自の技術で開発したKTX山川（サンチョン）号の改良型で、1年4か月かけて完成させたもので、11月から試運転に入るということです。
韓国鉄道施設公団によりますと、湖南高速鉄道の列車は、およそ7400億ウォン、660億円の予算を投じて、22編成、220両を製造し、来年末までに15編成、2015年6月までに残りの7編成の完成を目指しています。
湖南高速鉄道は最高速度350キロで走行し、ソウルから木浦までの所要時間は、現在の3時間11分から2時間に短縮されます。
湖南高速列車は座席の間隔がこれまでより広く、ゆったり座れるようになっていて、すべての座席に電源コンセントが設けられ、車内でノートパソコンやモバイル機器が利用できるようになっています。

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