日本のプロ野球のオリックスが、韓国三星（サムソン）の抑え投手、呉昇桓（オ・スンファン）選手（30）の獲得に本格的に乗り出すもようです。
これは、日本のスポーツ日刊紙が18日伝えたものです。
それによりますと、オリックスは、去年から呉昇桓選手の獲得調査を続けてきていて、今シーズンが終わり次第、獲得に本腰を入れるということです。
呉昇桓投手については、アメリカの球団も関心を示していることから、獲得をめぐる競争は一層激しくなるものとみられています。
このため、オリックスは、チームの4番打者として安定した活躍ぶりを見せている李大浩（イ・デホ）選手（30）の存在が呉昇桓選手の獲得に向けた交渉に役立つとみて、李大浩選手と近く残留交渉を行い、今シーズンの年俸2億5000万円から5000万円増の3億円前後を提示するものとみられるということです。
また、来年4月に本社創立50周年を迎えるオリックスが、韓国球界の投打ナンバー1を揃えて、戦力強化を図ろうとしていると伝えています。
呉昇桓選手は160キロに迫る剛球とフォーク、スライダーを武器に、昨シーズン37セーブをあげ、2年連続5度目のセーブ王を獲得し、通算249セーブを記録しています。

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