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ラオスの脱北者20人 韓国入りか

ニュース2013-06-18
ラオスの脱北者20人 韓国入りか

北韓から逃れてラオスの韓国大使館に保護されていた脱北者20人が、韓国入りしていたことがわかりました。
これは、韓国の外交筋が17日に明らかにしたものです。
それによりますと、これまでラオスに滞在していた脱北者20人が、先日、航空機を使って全員無事に韓国に入国したということです。
20人は、韓国政府当局が身元や脱北の経緯などの確認を済ませたあと、韓国で暮らすことになるということです。
韓国に入った20人は、朴槿恵(パク・クネ)大統領の指示を受けて、政府がラオスの韓国大使館の関連施設に滞在していた脱北者18人と別の2人の脱北者を大使館に移して保護してきたものです。
20人の中には未成年者、身体障害者、がん患者、高齢者なども含まれていますが、大半の人は健康状態に問題はないということです。
ラオスは、これまで脱北者の韓国行きを暗に認めてきましたが、先月、9人の若い脱北者を国外に追放してこれまでの姿勢を変えたとの見方が強まったことなどから、韓国・ラオス議員連盟の韓国側会長を団長とする特使団がラオスを訪れ、ラオス政府に対して引き続き支援を要請していました。
これについて、北韓赤十字中央委員会の報道官は、朝鮮中央通信とのインタビューに応じ、 大統領府青瓦台が脱北者を誘引し、拉致した主犯だと非難しています。
北韓はまた、青瓦台と現地の大使館までが加担した拉致行為は容認できない重大な挑発で、これは韓国側に南北関係を改善しようとする意志がまったくないことを示しているとしています。

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