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孤独死が年間400人超える 新たな社会問題に

ニュース2012-01-14
孤独死が年間400人超える 新たな社会問題に

一人暮らしの人が誰にも看取られることなく死んでいく「孤独死」が韓国で年間400人を超え、死後の身辺整理を行う代行業も盛んになっていることが分かりました。
保健福祉部老人支援課がまとめたところによりますと、去年1年間に孤独死した身寄りのない人は全国で457人でした。
地域別にはソウル市が174人ともっとも多く、次いで京畿道(キョンギド)の64人、釜山46人と、大都市とその周辺での孤独死が圧倒的に多く、そのほとんどは死後かなりたってから発見されています。
こうしたことを受けて、死後の身辺整理を代行する新しいサービス業が登場しています。部屋に残された血痕や悪臭を処理する特殊清掃業者、電気製品を捨てたり、家財や遺品を整理して燃やす遺品整理業者などが、自治体から費用の支払いを受けて活動しています。
一人暮らしの世帯は全国で400万世帯を超えており、さらに核家族化が進むことを考えると、一人暮らしの孤独死は韓国の新たな社会問題になっています。

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