9月の消費者物価の上昇率が4.3％となり、上昇幅がやや鈍くなりました。
統計庁が4日まとめたところによりますと、9月の消費者物価は去年9月より4.3％上昇し、8月の5.3％に比べて上げ幅が1ポイント下がりました。
部門別にみますと、農水産物は去年9月より0.7％下落したのに対して、畜産物は6.7％、水産物は8.1％それぞれ上昇しました。
工業製品では金の指輪が36.2％も上昇したのをはじめ、石油類16.5％、加工食品8％それぞれ上昇しました。
企画財政部の崔相穆(チェ・サンモク)経済政策局長は「韓国の旧盆の秋夕（チュソク）以降、需要が減り、気象もよくなって、野菜や果物などの価格が安定したことから、物価上昇率が鈍くなった」と分析しています。
しかし専門家の間では、依然として政府の物価上昇率の目標値の4％を上回っていることから、政府の年間目標達成は厳しくなったという見方が広がっています。

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