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ボズワース米代表 ソウルで協議

ニュース2011-01-05
ボズワース米代表 ソウルで協議

韓国を訪れているアメリカのボズワース北韓担当特別代表は、5日、外交通商部の魏聖洛(ウィ・ソンラク)韓半島平和交渉本部長と会談し、6カ国協議再開について協議しました。
今回の協議は、今月19日に予定されている中国の胡錦濤主席のアメリカ訪問に先立って、アメリカ政府が6カ国協議に対する韓国政府の意見を聞くためのものとみられています。
この協議で韓米両国は、南北対話が6カ国協議再開の出発点になるべきだとする認識を改めて確認するとともに、6カ国協議再開に先立って北韓が取るべき非核化のための具体的な措置についても話し合ったものとみられます。
非核化のために北韓が取るべき措置として、韓国は▼ウラン濃縮計画を含むあらゆる核兵器開発計画を中止すること、▼IAEA=国際原子力機関の査察団を復帰させること、▼2005年の6カ国協議で合意した共同声明を実行することなどを求めています。
ボズワース特別代表は、4日、到着した仁川(インチョン)空港で記者団に対し、「北韓に対する戦略の柱は真しな交渉である。早期に交渉ができることを期待している」と述べ、南北対話の進展を見据えながら北韓との対話に応じる可能性を示唆しました。
ボズワース特別代表は、5日午後には北京に向かい、6カ国協議で議長を務める中国の武大偉特別代表らと会談し、6日夜には日本を訪問する予定です。
アメリカのオバマ大統領は、ボズワース特別代表の報告をもとに6カ国協議についてのアメリカの方針を決め、中国の胡錦濤主席との首脳会談に臨むものとみられています。

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