政策金利5.25%に引き上げ 物価上昇を憂慮
中央銀行にあたる韓国銀行は7日、金融通貨委員会を開き、政策金利を0.25ポイント引き上げ、5.25%とすることを決めました。
政策金利が引き上げられたのは、去年8月以来1年ぶりで、2001年2月以来の高い水準となります。
韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁は、記者会見し、「物価高によって、インフレ圧力が強まることが憂慮される。
韓国銀行は先月、今年下半期の消費者物価の見通しを5.2%としていたが、今の状況ではそれを上回る可能性もある」として、「今後の通貨政策は、国際金融市場や原油価格の動向、そして実質経済などを総合的に考慮して運営する」と説明しました。
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