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ソウル市庁前広場にテント 宗教団体が座り込み 

ニュース2008-07-02
ソウル市庁前広場にテント 宗教団体が座り込み 

アメリカ産牛肉の輸入再開に抗議する集会で、参加者と警察による衝突を避けるためカトリック教会の司祭団が主催する、ミサを兼ねたソウル都心での集会は、2日目となる1日夜も、平穏に開かれました。
この集会に対して警察はデモ隊が道路を占拠しないよう市庁前広場の周辺に並べていた機動隊のバスを、すべて撤収しました。
カトリック教会の司祭団が主催する集会には、他のキリスト教や仏教などの宗教団体も参加する動きをみせており、アメリカ産牛肉問題が引き金となって5月初めから続いている ろうそくを手にした市民の集会は新たな局面を迎えています。
カトリックの司祭団は1日夜、集会に先立って行ったミサで、政府が集会に参加した国民に対する強行な鎮圧でむしろ事態を悪化させているとして、政府が過ちを認識するまでソウル市庁前広場にテントを張って座り込みを続け無期限の断食ストライキを行う方針を発表しました。
ソウル市庁前広場では、2日も雨の中、カトリック団体のテントの隣にキリスト教の団体もテントを張って座り込みを始めました。
これについてソウル市は、宗教団体が設置したテントを強制撤去することはしないとして、各団体が自主的にテントを取り払うよう説得を続ける方針です。

[Photo : ]

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