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三星グループ敗訴、三星自動車の債権めぐる訴訟

ニュース2008-02-01
三星グループ敗訴、三星自動車の債権めぐる訴訟

経営が破たんした三星自動車の債権団が、三星グループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長と三星グループの系列会社28社を相手取って、5兆ウォンあまりの返済を求めていた訴訟で、ソウル中央地方裁判所は31日、原告一部勝訴の判決を言い渡しました。
三星グループ系列だった三星自動車は1997年末の通貨危機後に経営が破たんし、李健熙会長は1999年に、三星生命の株350万株をソウル保証保険など14の金融機関による債権団に提供し、2000年末までに三星生命を上場して、株を売却し、債務の返済に充てることで合意していました。
しかし、三星生命の上場が実現せず、債権団は、2005年末に、債権2兆4500億ウォンと利子2兆2880億ウォンなどおよそ5兆ウォンの支払いを求める訴訟を起こしていました。
裁判で三星グループは、当時の合意は政府などに強要されたもので無効だと主張しましたが、ソウル中央地方裁判所は、合意は有効だとして、債権2兆4500億ウォンについて、債権団がすでに売却した110万株あまりを除く三星生命のおよそ233万株を売却して、1兆6000億ウォンあまりを債権団に支払うよう命じました。

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