ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

大運河の建設、文化財破壊を憂慮する声

ニュース2008-01-08
大運河の建設、文化財破壊を憂慮する声

李明博次期大統領の公約である国土を縦断する韓半島大運河の建設に向けて検討が進められている中で、文化財が壊される恐れがあると憂慮する声が出ています。
韓半島大運河は長さが2100キロあまりに達すると見られていますが、その周辺には文化財に指定された遺跡が72個所あり、まだ発掘されてない文化財まで合わせると240個所あまりに文化財があります。
大運河を建設するにあたっては工事に先立ってこれらの文化財の調査や発掘をしなければなりませんが、文化財を調査する専門家は多くないのが現状で、これだけの文化財を調査するには少なくとも数年はかかると見られています。
このため市民団体などの関係者は、文化財を調査する専門家や予算が不足している状況で、大運河の建設を急げば、貴重な文化財が壊される恐れがあると憂慮しています。

[Photo : ]

新着ニュース