2002年のワールドカップ韓日大会で活躍した元韓国代表のMFユ・サンチョル氏が7日午後7時、ソウル市内の病院で亡くなりました。49歳でした。
仁川ユナイテッドの監督に就いていたユ氏は、2019年11月にすい臓がんが見つかり、すでにステージ4であることがわかったということで、シーズン終了後に退任し、治療に専念していました。
一時は回復に向かっている様子を見せていましたが、ことしに入って病状が悪化したということです。
ユ氏は、2006年に現役を引退するまでの12年間、韓国サッカーを代表するスター選手でした。
オリンピックやワールドカップで韓国代表として活躍しただけでなく、Jリーグの横浜F・マリノスや柏レイソルなどでもプレーしました。
なかでも2002年のワールドカップ韓日大会では、最初の試合だったポーランド戦でゴールを決め、韓国を初勝利に導くなど、4強入りを果たしたチームの主力を担いました。