韓国人の半数近くは、自分は革新派でも保守派でもないと考えていることや、半分以上の人がお金より人間関係を重視していることがわかりました。 
 
KBSが新年を迎えて、韓国人2000人を対象に行ったアンケート調査で、回答者の半数に近い48％の人が、「自分は革新派でも保守派でもない」と答えました。「革新」と答えた人は28％、「保守」と答えた人は24％でした。
 
「お金、信念、人間関係のうち何が重要だと思うか」という質問には、「人間関係」をあげた人が54％で半数を超え、「お金」は37％、「信念」は9％でした。
 
「自分の意志通りに生きること」と「他人と協力しながら生きること」のどちらを重視するかという質問には、「協力」を選んだ人が70％に上っています。
 
成長と福祉については、「福祉政策」を優先するという答えが、「成長政策」より10ポイント高くなっています。
 
自由競争と平等については、「平等を優先すべき」という答えが「自由競争を優先すべき」という答えを5ポイント上回っています。
 
また、「既得権が支配する世の中を変えるべき」と答えた人は75％に上り、「親からもらった遺産で豊かな生活をするのは望ましくない」という答えは64％でした。
 
結婚に関する意識では、「結婚は必須」と答えた人が57％で半数を超えた一方で、「問題が多ければ離婚すべき」という答えが70％近くに上っています。家族のうち一番大切な人としては、男性は「配偶者」と「親」を最も多くあげ、女性は「子ども」と「自分」をあげています。