新型コロナウイルスの影響で中止となっていた韓流イベント「KCON」が3年ぶりにアメリカ・ロサンゼルスで開催され、9万人の観客が訪れました。
総合エンターテインメント企業CJ ENMが開催する大規模な韓流イベント「KCON」は、K-POPアイドルの公演をはじめ、韓国の食べ物や商品を発信する韓流マーケティング・イベントで、2012年からアメリカ、日本、中南米、ヨーロッパ、オセアニアなどで開催されてきました。
19日から21日まで開催された今回のイベントは、開催10周年を迎え、従来よりも規模を拡大して開催されました。
K-POP公演では15チームのアイドルグループがステージを披露したほか、会場にはK-POP、Kストーリー、Kライフスタイルなどのエリアごとに小規模なステージや体験ブースが設置され、3日間で合わせて9万人が会場を訪れたということです。
また、オンラインを通じて世界176の国と地域から708万人が参加したということです。
2012年にアメリカ・アーバインで開かれた初の「KCON」の観客数は1万人に過ぎませんでした。
これまで、アメリカを含め世界9つの都市で開催された「KCON」の観客は累計で113万人に上っています。