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尹大統領が国連総会で演説 「自由」と「連帯」強調

Write: 2022-09-21 08:36:18

Thumbnail : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、アメリカ・ニューヨークで始まった国連総会で一般討論演説を行い、「自由と連帯の精神に基づく国連のシステムがより強く支持されるべきだ」と述べました。
尹大統領は現地時間の20日、国連総会の一般討論演説で10番目に演壇に立ち、「自由」と「連帯」をテーマに演説を行いました。
尹大統領は「今日、国際社会は力による状況変化や核兵器をはじめとする大量破壊兵器、人権蹂躙などで自由と平和が脅かされている。国連と国際社会が普遍的な国際規範を強力に支持しながら連帯し、克服すべきだ」と語りました。
また、「こうした問題を解決するために、国連にはさらに大きな役割と責任が求められている」として、財政や技術力が不足している国に対する大胆な支援を行うべきだと強調しました。
そのうえで、「韓国は緊縮財政を進めているなかで、社会的弱者に対する支援や、ODA=政府開発援助予算を増額した」と説明しました。
尹大統領は、国際社会における韓国の責任と役割についても言及し、新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの研究開発における貢献も拡大していく方針を明らかにしました。
尹大統領は最後に、「国連が設立直後、世界平和のために行った最初のミッションは、韓国を韓半島の唯一の合法政府と認め、国連軍を派遣して韓国の自由を守ったことだ。国連の努力のおかげでわが国が成長できただけに、世界市民の自由を守り、平和と繁栄のために国連と共に責任を果たす」と述べ演説を終えました。
尹大統領の今回の演説は、8月15日の独立記念日「光復節」の演説同様、「自由」が最大のキーワードとなっていて、2300字あまりの演説文中に21回登場しました。
一方、北韓に対するメッセージや、非核化と関連して国際社会に北韓に対する制裁を呼びかけるなどの内容は盛り込まれませんでした。

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