新型コロナウイルス感染症に対する危機警戒レベルが、1日午前0時から、4段階あるうちのもっとも高いレベルの「深刻」から、上から2番目の「警戒」に引き下げられました。
警戒レベルの引き下げは、およそ3年3か月ぶりです。
これにより新型コロナの感染者に義務付けられていた「7日間の隔離」は、「5日間の隔離の勧告」に緩和されました。
小中学生・高校生は、感染の確認から5日間登校しないことが勧告され、この期間は、学校を休んでも出席と認められます。
また、医療機関や薬局での屋内マスクの着用義務が解除され、マスクの着用が義務づけられる場所は、病床のある医療機関や療養型医療施設などだけになりました。
入国後3日目のPCR検査の勧告は、今後は行われず、PCR検査のための臨時選別検査所の運営も終了しました。
新型コロナへの対応体系も、政府レベルの中央災害安全対策本部から 保健福祉部傘下の中央事故収拾本部に切り替えられ、新たな感染者数の発表も日別ではなく、週間ごとに発表されます。
ただ、新型コロナのワクチン接種費用や飲み薬、入院患者の治療費などは今後も当面、国が負担します。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナの感染者は1日午前0時までに新たに2万4604人が確認され、累計で3170万3511人になりました。