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各国の株価が先月1か月間でどのくらい上昇したかを比較すると、KOSPI=韓国総合株価指数は、主要20か国の中で5番目の上昇率となりました。
韓国証券取引所が4日、明らかにしたところによりますと、KOSPIは4月末の2501.53から5月末には2577.12と3.02%上昇し、上昇率は主要20か国の中で5番目に高くなっています。
最も急に上昇したのは、アルゼンチンのメルバル指数で14.81%の高騰でした。日本の日経平均株価は7.04%上がり2番目でした。3位はトルコ、4位はブラジルでした。
KOSPIの上昇は、半導体の業績回復への期待感から関連株を買う動きが広がったことが背景にあります。半導体関連株は、5月の1か月間で12%上昇しました。
KOSPIは、コロナ禍の金融緩和策などに支えられ、おととし6月に初めて3300を超え、翌7月に3305.21と過去最高値を記録しました。
その後、世界的な金融引き締めなどにより下落に転じ、去年9月末に2155.49まで下がったあと、徐々に回復しています。
6月5日のKOSPIは、先週の金曜日より14.05ポイント上がった2615.41で取り引きを終えました。