メニューへ 本文へ
Go Top

政治

韓国・日本 4年ぶりの国防相会談へ シンガポール

Write: 2023-06-02 09:52:24Update: 2023-06-02 09:53:49

韓国・日本  4年ぶりの国防相会談へ  シンガポール

Photo : YONHAP News

韓国と日本の国防相が4年ぶりに会談し、ミサイル警報情報の共有など、両国の懸案について議論します。

韓国国防部が1日、発表したところによりますと、李鐘燮(イ・ジョンソブ)国防部長官は、2日から4日までシンガポールで開かれる第20回アジア安全保障会議、通称シャングリラ会合に出席し、アメリカ、日本、中国の国防相とそれぞれ会談する予定です。

なかでも韓国と日本の国防相会談は、4年ぶりに開かれるもので、両国の国防交流の足かせとなっている2018年12月の哨戒機へのレーダー照射問題も取り上げられるものとみられています。

2018年12月20日、韓半島東の海、東海(トンへ)で、韓国海軍の艦艇が日本の海上自衛隊の哨戒機に向けて火器管制レーダーを照射したと、日本側が主張し、韓国側は日本の哨戒機が韓国軍の艦艇に威嚇的な低空飛行をしたと反論しています。

この問題について国防部は、「韓国の立場に変わりはない」としながらも、韓日間の未来志向の発展に向けた協議は行いたいとする考えを示しています。

また韓日米3か国の国防相会談では、3か国間で北韓のミサイルに関する警報情報の共有体系を構築する問題が話し合われるものとみられており、韓国軍の関係者は、3か国間の合同訓練、安全保障協力についても議論する予定だ」と説明しています。

韓国とアメリカは、リアルタイムでの警報情報が共有されていますが、韓国軍と日本の自衛隊の間には、こうした体系が構築されておらず、アメリカを介して情報共有が行われているのが現状です。

一方、韓中国防相会談について、韓国軍の関係者は、「互恵と尊重の原則にもとづいて、両国の国防協力に向けた多様な方策を議論する」としています。

「シャングリラ会合」は、イギリスの国際戦略研究所(IISS)が主催して2002年から毎年開催されてきましたが、2020年と2021年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されており、ことしはおよそ40か国から国防相や安全保障専門家らが出席します。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >