尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、アメリカ、コスタリカ、オランダ、ザンビアの各首脳と共同で、29日と30日の2日間、「第2回民主主義サミット」を主宰します。
29日の全体会議はオンライン形式で開かれ、5か国の首脳が開会の挨拶を行ったあと、それぞれ5つのセッションを主宰するということです。
尹大統領は、「経済成長と共にする繁栄」をテーマに、最初のセッションを担当するということです。
2日目の地域会議は対面形式で開かれ、韓国はインド太平洋地域を代表し、「不正への対応における挑戦と成果」をテーマに会議を主宰するということで、朴振(パク・チン)外交部長官など政府高官をはじめ、民間や学界の関係者も参加する予定です。
これに先立ち、大統領室は、尹大統領が民主主義と経済成長を共に成し遂げた韓国の経験を共有し、「自由と繁栄、連帯」で国際社会に貢献する意志を強調する予定だと明らかにしました。
民主主義サミットは、おととしアメリカの主導で始まり、110か国が参加しました。
一方、中国の外交部は28日、民主主義サミットについて、アメリカの「偽の民主主義」と「真の覇権」の本質を露わにしたと批判し、民主主義の旗のもと他国の内政に干渉する行為をやめるようアメリカに求めました。