全国に日本脳炎の注意報が出されました。去年より19日早い発表となりました。
疾病管理本部は23日、済州(チェジュ)、釜山(プサン)で日本脳炎ウイルスを媒介する蚊が発見されたことを受けて、全国に日本脳炎注意報を発令しました。
日本脳炎注意報は、毎年、日本脳炎ウイルスを媒介する蚊が国内で初めて発見された日に発令されますが、ことしの注意報は去年より19日早く、おととしよりは1日遅い発表です。
韓国でこの5年間に報告された日本脳炎患者は92人で、このうちの59%は認知障害、麻痺・運動障害、言語障害、発作などの合併症を患いました。
日本脳炎は予防するワクチンがあるため、疾病管理本部は、国が予防接種を支援する2010年1月1日以降生まれた子どもに対して接種を呼びかけています。