メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓「14日の発射は地対地戦術弾道ミサイル」

Write: 2023-03-15 10:48:03Update: 2023-03-17 15:13:13

北韓「14日の発射は地対地戦術弾道ミサイル」

Photo : YONHAP News

北韓の朝鮮中央通信は15日、朝鮮人民軍が14日に発射したミサイルは、地対地戦術弾道ミサイルだと伝えました。 
 
それによりますと、西部戦線の重要作戦任務を担当している朝鮮人民軍のミサイル部隊が14日に射撃訓練を実施し、地対地戦術弾道ミサイル2発を発射したということです。
 
韓国軍は、北韓が14日に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しており、これを指すものとみられます。
 
朝鮮中央通信は、黄海南道(ファンヘナムド)長淵(チャンヨン)付近から発射したミサイル2発は、北東方向に611キロ飛び、目標として設定した咸鏡北道(ハムギョンブクト)清津(チョンジン)沿岸の島に命中したとしています。
 
朝鮮中央通信が公開した写真によりますと、発射されたミサイルはロシアの短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北韓版とされる「KN23」で、移動式発射台から発射しています。
 
韓米が大規模な合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を行っていることに対抗し、韓国全土を狙える弾道ミサイルの展開能力を誇示したものとみられます。
 
訓練を担当した軍幹部は、「戦えば必ず敵を壊滅させる。任務を円滑に遂行できる能力を徹底的に備えていく」と強調したということです。
 
一方、北韓による相次ぐミサイルの発射について、アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は14日、「訓練に影響はない。訓練を妨げたり、遅滞させたりしようとしても失敗するだろう」と述べ、北韓をけん制しました。

★2023年3月17日修正

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >