北韓の人権問題をめぐり、国連安保理が17日に非公式の会合を開くことについて、北韓は強く反発し、「強力な対応」を警告しました。
北韓外務省は13日、朝鮮中央通信を通じて声明を出し、「我々に対するアメリカの極悪非道な敵対行為が深刻な状況に達した」とけん制しました。
そのうえで、「13日から敢行される韓米の大規模な戦争演習と時を同じくして、アメリカは、追従勢力とともに、存在もしない我々の‘人権問題’を議論する国連安全保障理事会の非公式会合というものを開催しようとたくらんでいる」と主張し、「超強力な対応をする」と警告しました。
国連安保理の関係者は今月9日、北韓の人権侵害問題を議論するための非公式会議をが17日に開くことにしたと明らかにしています。
会議の開催は、アメリカとアルバニアが要請し、韓国と日本も共同提案国に加わったということです。