ガス料金の値上がりと寒波によって暖房代がかさみ、家計の負担となっているなか、先月は電気料金も大幅に引き上げられ、光熱費は全体でさらに高くなったものとみられます。
去年末に行われた、電気料金の引き上げに関する政府の発表によりますと、電気料金は先月、1キロワット時あたり13.1ウォンへと9.5%引き上げられ、第2次オイルショックの影響が続いていた1981年以降、42年間で最も大きい引き上げ幅となりました。
一般的に12月より1月に寒い日が多いうえ、とくに、旧正月の連休から続いた寒波で、暖房器具など電気使用量も大きく増えていたものと予想されるため、光熱費の負担増に対する懸念が高まっています。
去年、電気料金は3回、ガスの卸売料金は4回にわたり値上がりしています。
産業通商資源部は、去年12月の実際の光熱費は、おととし12月に比べて1.5倍以上になったものと推計しました。