スピードスケート女子のキム・ミンソン選手が、全国冬季体育大会で2日連続で大会新記録をマークしました。
キム・ミンソン選手は28日、ソウルで開催された第104回全国冬季体育大会のスピードスケート女子1000メートルで、1分16秒35をマークし、大会新記録で優勝しました。
これは、韓国スピードスケート女子の看板スターとして長らく注目を集め、2019年に現役を退いたイ・サンファさんが2013年にマークした大会記録よりも2.08秒速い記録です。
キム・ミンソン選手は、前日の女子500メートルでもイ・サンファさんの記録を破り、37秒90の大会新記録で1位を獲得し、2日連続で大会新記録で2冠に輝きました。
イ・サンファさんの後継者として期待を集めていたキム・ミンソン選手は、今シーズンに入って目覚ましい活躍ぶりを見せています。
去年11月から12月まで開かれた国際スケート連盟のワールドカップ第1戦から第4戦で、女子500メートルを席巻したほか、第4戦では36秒96の自己ベストで、イ・サンファさんの世界記録36秒36に大きく近づきました。
また、今月アメリカで開かれた第31回冬季ワールドユニバーシティゲームズでは、女子500メートルと1000メートル、混合リレーで1位を記録し、3冠に輝きました。