中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は30日午前0時までに新たに2万8497人が確認されました。
前日よりも2000人あまり、2週間前よりも2万2000人以上減るなど減少傾向が続いていて、金曜日発表分としては、12週間で最も少なくなっています。重症患者数は11人減って352人、亡くなった人は42人で累計で2万8406人となりました。 
新型コロナ感染の減少傾向が続いているのを受け、政府は海外からの入国者に義務付けている入国1日以内のPCR検査を、来月1日から廃止することに決めました。 
中央災害安全対策本部の李基日（イ・ギイル）第1総括調整官は30日午前、同本部の会議で、海外からの入国者のうち、感染が確認された割合が8月の1.3%から9月は0.9％まで低下したことや、主流となっているオミクロン株の変異ウイルス「BA.5」の低い致死率を踏まえたうえでの決定だと説明しました。
そして、入国から3日以内に症状が現れた場合は、保健所でPCR検査を無料で受けられるとしたうえで、致死率の高い変異株の発生など、水際対策を強化する必要が出てきた場合には、入国後の検査義務の再開を検討すると強調しました。
これに加え、療養病院や施設での対面での面会も、10月4日から再開される予定です。