メニューへ 本文へ
Go Top

文化

韓国ドラマ「ナルコの神」 スリナムが法的対応か

Write: 2022-09-15 09:03:36Update: 2022-09-15 17:00:48

韓国ドラマ「ナルコの神」 スリナムが法的対応か

Photo : YONHAP News

ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ、「ナルコの神」の配信が今月9日から始まりましたが、主な舞台の南米のスリナム政府が、「自国のイメージが悪くなった」として、ドラマの制作会社に対して法的対応を取る方針を明らかにしました。
スリナムは南米北東部にある旧オランダ領ギアナで、スリナムの外相は、14日、韓国ドラマ「ナルコの神」の制作会社に対して、スリナムのイメージが悪くなったことについての法的対応を取る方向で検討しているということです。
「ナルコの神」は、スリナムの麻薬密売組織のボスをめぐる内容ですが、スリナム政府は自国を「麻薬の国」と描いていると不満を表しています。
また韓国政府に対しても、大使を通じて正式に抗議するとしています。
スリナム外相は、「表現の自由は大切だが、制約もある」としたうえで、「スリナムにはこのドラマのようなイメージはない。政府が麻薬取引に加わることもない」と強調しています。
韓国とスリナムは1975年に国交を結んでいて、現在、ベネズエラ駐在韓国大使がスリナム駐在大使を兼ねています。
このドラマは、ハ・ジョンウ、ファン・ジョンミン、チョ・ウジン、ユ・ヨンソク、パク・ヘス、チュ・ジャヒョンと、韓国の超豪華俳優が出演する全6話のシリーズで、実話をもとにしています。
南米のスリナムで、政府の極秘作戦に参加することになった民間人事業家が、韓国人麻薬王を検挙するために奔走する物語で、スリナムの大統領が麻薬取引にかかわっているように描かれています。
「ナルコの神」の週間視聴時間は現在、香港、ケニア、モロッコ、シンガポール、タイ、ベトナムなどで1位となっていて、ネットフリックスのテレビ部門で世界3位となっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >