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政治

大統領室、体制再編か 政策・広報能力の強化狙う

Write: 2022-08-18 14:42:04Update: 2022-08-18 17:27:31

大統領室、体制再編か 政策・広報能力の強化狙う

Photo : YONHAP News

就任から100日を過ぎた尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、国政運営の推進力を確保するための刷新案の一環として、大統領室の体制を再編する方針です。 
複数の政府関係者によりますと、いまの秘書室長と国家安保室長に加えて、企画関連の室長のポストを新たに設けるほか、政策調整能力を補うため首席秘書官を2人追加する案が検討されているということです。
これまでの「2室長・5首席秘書官」体制から、「3室長・7首席秘書官」体制に変わることになります。
大統領室の再編は、広報・政策能力の強化に焦点が合わせられる見通しです。
まず、尹大統領は、いまの秘書室長の重い業務を分担させることで負担を軽減し、政策や政務関連業務に集中できるように、企画管理室長(仮称)を新たに任命する方針です。
また国政広報能力の強化のため、与党「国民の力」の前議員、金恩慧(キム・ウネ)氏を広報首席秘書官に内定したとされます。
金前議員は、MBCの記者出身で、李明博(イ・ミョンバク)元政権では大統領府青瓦台の報道官を務め、尹大統領が選挙に当選してからは次期大統領準備室の報道官も務めています。
政策能力の強化のためには、政策首席秘書官または政策調整首席秘書官が新たに設けられそうです。
最近、前教育部長官が小学校の入学年齢を現行の6歳から5歳に引き下げる案で物議をかもすなど、政権の政務能力が問われたことで、与党からも政策調整能力の強化を求める声が出ていました。

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