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社会

ソウルなどで記録的豪雨 8人死亡、6人不明

Write: 2022-08-09 14:00:25Update: 2022-08-09 14:07:41

ソウルなどで記録的豪雨 8人死亡、6人不明

Photo : YONHAP News

韓国のソウル・首都圏を8日から記録的豪雨が襲い、道路や地下鉄が冠水して停電が発生するなどの被害が出たほか、土砂崩れや浸水した建物に閉じ込められるなどしてソウルと近郊の京畿道(キョンギド)で9日午前11時までに合わせて8人が死亡、6人が行方不明になっています。
気象庁によりますと、ソウル南部では8日夜遅く、1時間に100ミリ以上の大雨が降り、市内の一部では141.5ミリと、115年前に気象観測が始まって以来、最大の雨量を記録しました。
この雨で、京畿道華城(ファソン)市で9日朝4時半ごろ、土砂崩れが発生し、男性1人が亡くなりました。
これより前の8日夜9時過ぎには、ソウル冠岳(クァナク)区新林(シンリム)洞の多世代住宅の半地下が浸水して40代の女性2人と13歳の子どもが亡くなるなど、あわせて4人が住宅浸水で死亡しました。
また、8日午後5時40分ごろ、区役所に努める63歳の男性が復旧作業中に感電とみられる事故で死亡しました。
さらに、京畿道広州(クァンジュ)市では、山崩れで埋まったバス停のがれきの下から1人が遺体で発見され、道路斜面の崩壊で1人が死亡しました。
瑞草(ソチョ)区の地下商店街通路などソウルで4人が行方不明となっているほか、京畿道光州市では河川が氾濫し、2人が急流に巻き込まれて行方不明になっています。
中部地方では、住宅など741棟が浸水し、土砂崩れが5件起きました。
道路が冠水して、車が立ち往生し、車内に浸水する被害も相次いでいます。
8日午前0時から9日午前7時までの降水量は、ソウル市の多いところでおよそ420ミリ、京畿道驪州(ヨジュ)市でおよそ400ミリなどとなっています。
このあとも西海岸から発達した雨雲が流れ込み、中部地方では局地的に1時間に50~100ミリの雨が降る見込みです。

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