中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、6日午前0時までに新たに1万9371人が確認されました。
新たな感染者は、先週から増加に転じ、6日の新規感染者は5月26日以降でもっとも多くなりました。
死者は7人、6日連続1桁で、韓国の致死率は0.13%となっています。
また重症患者は61人で、新たに入院した感染者は6人増えて109人となっています。
政府は、新型コロナの再流行に備えて特殊病床などを確保するほか、感染症対策の強化に取り組むことにしています。
一方、世界でサル痘の感染者が増えているなか、アメリカの製薬会社が天然痘の治療薬として開発した飲み薬「テコビリマット」504人分が、9日、韓国に到着する予定です。
また、デンマークの製薬会社が開発し、サル痘への予防効果が確認された第3世代サル痘ワクチンの「ジンネオス」5000人分を導入するための契約も進められています。
感染症の専門家らは、今後、韓国でもサル痘の感染者が増えると予想されるものの、新型コロナのように流行する可能性はないと強調しています。