アメリカ空軍のステルス戦闘機F-35Aが、4年7か月ぶりに韓半島に一時的に展開されます。
国防部が5日、明らかにしたところによりますと、アメリカ・アラスカ州のアイルソン基地に所属するステルス戦闘機F-35A、6機が、近く全羅北道(チョルラプクト)群山(クンサン)にあるアメリカ空軍基地に一時的に配置され、今月14日まで韓国空軍と合同演習を行う予定です。
合同演習には、F-35Aをはじめ、F-15K、F-16、早期警戒管制機などが参加する予定で、7回目の核実験の準備を進めている北韓に対して、強力な警告メッセージになるものとみられます。
今回の合同演習は、ことし5月に開かれた韓米首脳会談での合意を受けた措置で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とアメリカのバイデン大統領は共同声明で、核とミサイルの防衛などの拡大抑止公約を再確認し、合同演習の規模を拡大する協議を始めることで合意しました。
アメリカ空軍のF-35Aが韓国の地上基地に展開されるのは、2017年12月以来、4年7か月ぶりで、前回の合同演習は、北韓の相次ぐミサイル挑発と6回目の核実験を受けて実施されています。