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政治

韓国、日本にビザ免除措置の再開要請 韓日関係に雪解けの兆し

Write: 2022-04-28 12:29:21Update: 2022-04-29 10:46:06

韓国、日本にビザ免除措置の再開要請 韓日関係に雪解けの兆し

Photo : YONHAP News

来月10日に発足する尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期政権が韓日関係改善への強い意欲を示していることで、文在寅(ムン・ジェイン)政権で冷え切っていた両国関係に雪解けの兆しが見え始めています。 
尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が日本に派遣した政策協議代表団は26日、首相官邸で岸田首相と面談しました。
政策協議代表団が韓国を出発した24日の時点では、岸田首相との面談が実現するかどうかははっきりしていませんでした。
しかし、政策協議代表団は日本入りした最初の日程としてJR新大久保駅のホームから転落した男性を救助しようとして命を落とした韓国人留学生、故李秀賢(イ・スヒョン)氏の事故現場を訪問し、追悼したのを手始めに、林外相、萩生田経済産業相、岸防衛相と相次いで面談し、岸田首相との面談も実現しました。
政策協議代表団は、岸田首相との面談など、日本側の当局者が同席した場で、両国関係の改善に向けた尹次期大統領の強い意欲を伝え、おととし3月から停止されている観光目的での入国時のビザ免除措置について、再開を要請したとされます。
日本は現在、ロシア、スリランカ、ベトナム、エジプト、パキスタン、トルコ、そして韓国の7か国に対して、日本への入国後3日間、自宅または検疫所の宿泊施設での待機が必要な対象国に指定してます。
旅行業界の関係者は、「韓国政府が、6月1日から金浦(キンポ)~羽田路線の運航を再開できるかどうかを調べていると聞いている。金浦~羽田路線の運航が再開し、それを機に待機対象国の指定が解除されれば、観光目的での3か月の短期滞在についてビザなしで入国できる協定も再開されることが期待される」と話しています。
一方、日本市場で一時、トップシェアとなっていた「ハイト眞露(ジンロ)」は最近、日本で新しいCM映像を公開し、本格的なマーケティング活動に乗り出しました。
業界によりますと、「ハイト眞露」は最近、日本で焼酎「チャミスル」の新しいCM映像を公開したほか、炭酸・低アルコールの新製品「チャミスルトクトク」2種類を発売したということです。
韓国最大のオンラインセレクトショップのMUSINSA(ムシンサ)も去年日本法人の「MUSINSA JAPAN」を設立し、早くから日本市場への参入に成功したファッションプラットフォーム「ディーホリックコマース」の買収を進めています。
専門家らは、「韓国の政権交代をきっかけに、1965年の国交正常化以来、最悪と言われるほどまでに冷え込んだ韓日関係が転機を迎える可能性がある」と期待しています。

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