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論点

12年ぶりに決勝トーナメント進出

2022-12-10

ニュース

ⓒYONHAP News

サッカーワールドカップ・カタール大会で、韓国は3大会ぶりに決勝トーナメントに進出しました。

1次リーグ、グループHの韓国は初戦でウルグアイと対戦、0対0の無得点引き分けに終わりました。

韓国は序盤からペースを掴んだもののチャンスを活かすことができず、さらにウルグアイの攻勢にも遭いましたが、守備陣の活躍もあって強豪ウルグアイを相手に互角の戦いを見せました。

グループリーグ第2戦ではガーナと対戦、後半のアディショナルタイムにガーナに得点を許し、惜しくも2対3で敗れました。

敗れたものの、攻守両面で粘り強いプレーを見せ、気迫が感じられる試合でした。

2試合を終えた時点で、ポルトガルが勝ち点6で決勝トーナメント進出を決め、ガーナは勝ち点3、韓国とウルグアイがともに1となりました。

韓国が決勝トーナーメントに進出するためには、残る第3試合で勝つ必要がありました。

第3試合の相手はヨーロッパの強豪ポルトガルということもあって決勝トーナメント進出が危ぶまれましたが、試合は予想を覆す結果となりました。

この試合、韓国は序盤からポルトガルに攻め込まれ、前半5分に先制されましたが、前半27分には同点に追いつきました。


後半は双方が無得点のままでしたが、アディショナルタイムに韓国が得点し、勝ち越しました。

韓国は2対1で逆転勝ちして勝ち点4となり、ウルグアイと並びましたが、総得点の差でウルグアイを上回り、グループ2位となって3大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めました。

決勝トーナーメント第1試合目では、世界ランキング1位のブラジルに1対4で大敗しましたが、今大会で韓国はこれまでになく攻撃的なプレーを展開したことが評価されています。

世界の強豪が集うワールドカップで、韓国は以前、守備に重点を置きながら逆襲のチャンスを狙う戦略を取ってきましたが、2018年のロシア大会ではこうした消極的な戦略が裏目に出てスウェーデンとメキシコに敗れ、ドイツには勝利したものの決勝トーナメント進出は叶いませんでした。

守備に重点を置く戦略の限界を露わにした2018年の大会を契機に、韓国はポルトガル出身のパウロ・ベント監督を迎え入れ、より攻撃的なサッカーへの転換を図り、こうした変化が今回の決勝トーナメント進出につながったとされています。

ベント監督の攻撃的なサッカーは、ソン・フンミン選手のような優れた攻撃手がいたからこそ可能だったともされています。

ソン・フンミン選手に続くイ・ガンイン選手、チョ・ギュソン選手、ペク・スンホ選手など若手の活躍も目覚ましく、今後が期待されています。

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