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第5回韓日米外務次官協議 北韓への圧迫強化へ
2016-10-28 Updated.
 
韓国、日本、アメリカの3か国外務次官協議が27日、東京で開かれ、3か国は、北韓が核を放棄するよう、国際的に圧迫し、協力を強化することで合意しました。
協議には、韓国から林聖男(イム・ソンナム)外交部第1次官、日本から杉山晋輔外務事務次官、アメリカからトニー・ブリンケン国務副長官が出席しています。
ことしに入り4回目となる今回の3か国外務次官協議では、先月の北韓による5回目の核実験を受け、国連安全保障理事会がより強力な北韓制裁決議に乗り出すよう3か国が協力し、安保理決議を補完する形で、3か国が独自の制裁を行うことなどについて議論が行われました。
協議後の記者会見で、韓国の林第1次官は「3か国は、北韓への圧迫を強化するとともに、北韓の海外労働者を含む人権問題を公論化することにも協力することを決めた」と述べました。
日本の杉山外務事務次官は、「安保理決議は国際社会の意見を表すもので、何よりも重要だ。安保理決議を見据えつつ、3か国による独自制裁を行う方針だ」としました。
一方、アメリカのブリンケン国務副長官は現地時間の25日、アメリカのジェームズ・クラッパー国家情報長官が、「北韓が核を放棄する可能性はなく、北韓の核能力を制限することが精一杯だ」と述べたことについて、「アメリカ政府の政策は変わっていない。北韓が核保有国になることは容認できない」と強調しました。
 
 
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