| IAEA年次総会が開幕 北韓の核問題など議論 |
| 2016-09-27 Updated. |
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 IAEA＝国際原子力機関の年次総会が26日、オーストリア・ウィーンの本部で開幕しました。
168か国が参加し、30日までの5日間開かれます。
今回の総会では、NPT＝核不拡散条約の履行の効率性を高めるための方策や、原子炉の技術的安全性を確保するための協力などのほか、北韓の核問題についても重点的に議論されます。
天野之弥（あまの・ゆきや）事務局長は冒頭の演説で、北韓がことしに入ってから2回にわたって核実験を行ったことについて「深刻な懸念」を表明し、「国際社会の平和と安全に対する脅威が高まっている」と指摘しました。
そのうえで、「北韓の核問題が政治的に解決に向かえば、IAEAは北韓で核査察を行う準備ができている」と述べました。
総会では、27日、北韓の核問題をめぐる6か国協議の首席代表を務める外交部の金烘均（キム・ホンギュン）韓半島平和交渉本部長が、基調演説することになっています。
外交部によりますと、金本部長は、北韓が今年に入ってから2回の核実験を行い、緊張が高まっているなか、北韓の核問題の解決に向けた国際社会の一致団結した対応の必要性を訴えるということです。
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