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国連討論会 「北韓制裁決議の徹底履行を」
2016-07-01 Updated.
 
韓国、日本、アメリカの3か国の国連代表部は6月30日、ニューヨークの国連本部で、国連安全保障理事会が3月に採択した北韓制裁決議の履行に関する公開討論会を開催し、加盟国に対し、決議の徹底した履行を呼びかけました。
討論会は、国連安全保障理事会で3月に北韓制裁決議が採択されてからも、中距離弾道ミサイルの発射など、北韓の挑発が続いていることを受けて、より効果的な履行に向けた方策を話し合うために、韓国、日本、アメリカの国連代表部の共同主催で開かれたものです。
討論会で、韓国の呉俊(オ・ジュン)国連大使は、「これまでの4回にわたる核実験によって、北韓には、交渉を通じて核兵器を放棄する意志がないことが確認された。残る唯一の方法は、核兵器の開発をより難しくすることで、北韓に核政策を見直させることだ」と述べ、国連加盟国に履行の徹底を訴えました。
また、日本の別所浩郎国連大使は、北韓の核・ミサイル開発について「もはや、アジア太平洋地域だけの問題ではない。世界全体への重大な脅威だ」と強調しました。
アメリカのパワー国連大使は、制裁の履行が「北韓の国際的な兵器の調達網を断つための唯一の方法だ」と強調し、北韓の核・ミサイルの開発に用いられかねないあらゆる品目の取引を禁止することを提案しました。
パワー国連大使は、そのうえで、「制裁の最終的な目的は、北韓を韓半島の非核化に向けた交渉の場に引き戻すことだ」と指摘しました。
 
 
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