| 米の人身売買報告書 北韓は14年連続最低ランク |
| 2016-07-01 Updated. |
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 アメリカ国務省は現地時間の6月30日発表した、人身売買についての報告書で、北韓は人身売買を撲滅するための最低基準を満たしていないとして、14年連続で最低ランクに分類しました。
報告書では、「北韓は、強制労働、売春行為を強いられる原因になる国だ。特に、1万人あまりとされる、北韓を逃れて中国にとどまっている北韓の女性は、人身売買の被害にあうことが多い」と指摘したうえで、「北韓当局は、人身売買を根絶するための最低限の基準すら設けておらず、何の努力もしていない」として、ロシアやミャンマー、シリア、イランなど27か国とともに、人身売買防止に向けた関心や管理が最悪の「レベル3」に指定しています。
北韓は、毎年まとめられるこの報告書で、2003年から14年連続で最低ランクが続いています。
一方、韓国については、人身売買防止に政府が最低限の基準を守っているとして、「レベル1」に分類していますが、韓国人女性の国内外での強制売春を、解決すべき問題として指摘しています。
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