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韓日米 ミサイル探知・追跡演習実施
2016-06-30 Updated.
 
韓国と日本、アメリカの3か国が、北韓の弾道ミサイルを探知・追跡する演習を初めて実施しました。
韓国海軍によりますと、韓日米3か国は韓国時間の29日午前、アメリカ・ハワイ付近の海域で、北韓の弾道ミサイル発射に関する情報交換能力の向上を図るミサイル警戒演習「パシフィック・ドラゴン」を行ったということです。
演習は、警報なしに陸上から北韓の弾道ミサイルが発射されたと想定し、3か国のイージス艦が標的を探知・追跡し、アメリカの陸上中継所を経由してミサイルの軌跡などの情報を共有する内容で進められました。
演習には、イージス艦が、韓国と日本からそれぞれ1隻、アメリカから2隻の合わせて4隻投入されました。
3か国が実際にミサイルの探知・追跡演習を行ったのは、2014年に3か国が北韓の核とミサイルの脅威に関する情報について、アメリカを介して韓国と日本が情報を共有する取り決めを結んで以来、初めてです。
演習の定例化が検討されているなか、韓国国防部は中国を意識して、アメリカのミサイル防衛体制への組み込みとは関係がないと説明しています。
今回の演習に対して、北韓は、「軍事的挑発行為であり、北東アジア地域に軍備競争や新たな冷戦をもたらすものだ」と非難しています。
 
 
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