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北韓国連代表部大使 「トランプ氏発言は選挙用」
2016-05-24 Updated.
 
アメリカ大統領選の共和党候補が確実となったドナルド・トランプ氏が金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長と対話するとした発言について、ジュネーブにある北韓国連代表部の徐世平(ソ・セピョン)大使が、「選挙用の発言に過ぎない」と批判しました。
北韓の朝鮮労働党大会に出席して、ジュネーブに戻った徐世平大使は現地時間の23日、ロイター通信とのインタビューで、トランプ氏の発言について、「最高指導者の決定次第だが、私がみるには、トランプ氏の考えや発言はとてつもないことだ。大統領選挙用のジェスチャーに過ぎない」と批判しました。
続いて、徐大使は、北韓は6か国協議に復帰する準備ができていると改めて表明し、「責任ある核保有国の一員として、先制攻撃は行わない。核技術の不拡散義務も守る」と強調しました。
今回のインタビューの内容は、北韓の初めの反応とは、温度差がみられます。
トランプ氏は今月17日、ロイター通信とのインタビューで、金委員長と対話するかという質問に対して、「対話する。対話するのに何の問題もない」と答え、対話の可能性を初めて示唆していて、これに対して翌日の18日、北韓最高人民会議常任委員会の揚亨燮(ヤン・ヒョンソプ)副委員長は、AP通信とのインタビューで、「そうなって、悪いことはない」として前向きな反応を示していました。
 
 
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